夏の花の花言葉 春の花の花言葉

クローバーの花言葉/花言葉?葉言葉?葉の枚数で変わる意味

Written by すずき大和

“四つ葉のクローバーは、幸運の印”

ということは、西洋で古くからいわれてきました。日本にもそのまま伝わっています。

通常は3枚葉の植物です。が、踏まれるなどして葉の成長点が傷つくと、そこからまた別の葉が出て、4枚になりやすい、という特徴を持っています。

なりやすい、といっても、四つ葉の出現確率は、約1万分の1です。やはり見つけられた人は希少な体験です。

四つ葉よりもっと確率が低くなりますが、5枚葉以上のものもたまに見つかります。日本では、葉の枚数別の花言葉(葉言葉?)もあります。



スポンサーリンク

クローバーの花言葉

クローバー全般の花言葉

『私を思って』
『幸運』
『約束』
『復讐』   

西洋のクローバー全般の花言葉

『good luck(幸運)』(英)
『think of me(私を思って)』(英)
『incertitude(疑い、不安心)』(仏)
『venganza(復讐)』(西)

シロツメクサ(白花)の花言葉

『私を思って』
『think of me(私を思って)』(英)
『pensez a moi(私を思って)』(仏)
『piensa en mi(私を思って)』(西)
『promise(約束)』(英)

 

四つ葉のクローバーの花言葉

『幸運』
『私のものになって』
『be mine(私のものになって)』(英)
『sei mein!(私のものになって!)』(独)
『soyez a moi(私のものになって)』(仏)
『sé mío(私のものになって)』(西)
『good luck(幸運)』(英)

その他葉の枚数による花言葉

一つ葉の花言葉

『困難に打ち勝つ』
『始まり』
『開拓』
『初恋』

二つ葉の花言葉

『素敵な出会い』
『平和』
『調和』

三つ葉の花言葉

『愛・希望・信頼』

五つ葉の花言葉

『財運』

六つ葉の花言葉

『名誉』

七つ葉の花言葉

『無限の幸福』

八つ葉の花言葉

『家内安全』
『子孫繁栄』

九つ葉の花言葉

『神の運』

十葉の花言葉

『完成』
『成就』

クローバーってどんな花?

シロとアカ

クローバーはマメ科シャジクソウ属の総称でもありますが、西洋では一般的に以下の2品種を指します。

1,シロツメクサ

シロツメクサ


白や薄いピンク色の花が咲きます。草丈は低く、地面を覆うように群生します。英語圏や日本では、単に「クローバー」というとこのシロツメクサのことで、アカは別物扱いです。

2,アカツメクサ(ムラサキツメクサ)

アカツメクサ


濃いピンクや赤紫など、赤系の花色をしています。シロツメクサより高く伸びます。

シャムロック

イギリス北部のアイルランドでは、植物の三つ葉は

「シャムロック(shamrock)」

と呼ばれ、古代から縁起のいいものとして神聖化されてきました。

西暦432年、アイルランドを訪れた司教聖パトリックは、キリスト教の中心的な教えのひとつ

「三位一体(さんみいったい)」の教義

を三つ葉を使って説明したところ、改宗の抵抗が減り、布教が早く進みました。

実際にはカタバミの葉を使うことが多かったようですが、後世ではクローバーがアイルランドの花となり、聖パトリックのシンボルです。

花言葉の由来

クローバーといえば四つ葉

四つ葉のクローバーはラッキーアイテム、という話が有名過ぎて、西洋では「クローバー」という単語だけで「四つ葉のクローバー」を指すこともよくあります。

英語圏では、四つの葉にはそれぞれ意味があるとされています。

  • Wealth(富)
  • Fame(名声)
  • Faithful Lover(誠実な愛)
  • Glorious Health(素晴らしい健康)

四つ葉のクローバーを手に入れる=人生大成功の要素が揃う、ということです。好きな人に贈れば、あふれる自信のアピールともなります。

『be mine(私のものになって)』(英)
『sei mein!(私のものになって!)』(独)
『soyez a moi(私のものになって)』(仏)
『sé mío(私のものになって)』(西)

この“強気のアプローチ”のような花言葉はそういうことです。

聖パトリックの日のお約束

『promise(約束)』(英)

アイルランドでは、「聖パトリックの祝日」にクローバーの葉を胸に差すことが習わし=お約束です。

『think of me(私を思って)』(英)
『pensez a moi(私を思って) 』(仏)
『piensa en mi(私を思って)』(西)

これは、「聖人を追悼して」または「神のことを思って」というニュアンスが由来です。四つ葉の『私のものになって』も、こちらの意味と捉える説もあります。

呪いの花言葉?

『venganza(復讐)』
『incertitude(疑い、不安心)』

ネガティブな花言葉については、日本のネットには、

“「私を思って」と「約束」したのに、
果たされないと、愛情が憎しみに変わり
『復讐』となって還ってくる”

という、都市伝説みたいな説が流布されています。

が、西洋では、四つ葉が十字架=磔(はりつけ)を示唆するなど、宗教的な意味合いで解釈されているようです。

枚数別の花言葉(葉言葉?)

枚数が多くなるほど希少価値が高まりますから、多葉のものは、元来の縁起物イメージを膨らませ、ご利益や幸運を示唆するような花言葉のオンパレードになっています。

三つ葉の花言葉 『愛・希望・信頼』

これは、日本では、四つ葉のクローバーの葉の意味が、

「愛情」「希望」「信頼」「幸福」

だからです。英語バージョンより観念的です。

ちなみに、葉の数のギネス記録は、56葉。多葉の個体を掛け合わせ続けた日本人研究者が育てたクローバーの中から生まれました。

クローバーの基本データ

分類: マメ科シャジクソウ属(トリフォリウム属)
学名: Trifolium repens トリフォリウム・レペンズ
和名: 白詰草(シロツメクサ)
別名: オランダ紫雲英(オランダゲンゲ)
英名: Clover,White clover,White Dutch clover
開花時期: 4~8月 春~夏の花
花色: 白、薄ピンク
草丈: 10~20cm 多年草
花持ち期間: 7日前後
生息地: 世界の温帯地方
原産地: ヨーロッパ


スポンサーリンク

筆者情報

すずき大和

花に心があったら、自分の花言葉についてどう思うだろう?と、変なことが気になる変わった子供が、成長してライターやってます。花言葉の由来をヒモ解いていくと、花より人の心が見えてきます。花言葉を添えて花を贈るなんて、日本人にはハードル高い行為ですが、まあとりあえず、のんびりウンチクを楽しんでもらえれば幸いです。