夏の花の花言葉

ミントの花言葉/爽やかな癒し効果のお役立ちハーブ

Written by すずき大和

ミントは、ユーラシア大陸から北アフリカにかけての温帯地方原産のシソ科ハッカ属の総称です。

ミントといえば、花よりも、グリーンが目に鮮やかで、爽やかな香りがする葉っぱのハーブを思い浮かべる人が多いでしょう。

清涼感ある香りの元となっているメントール成分は、爽快感や冷涼感をもたらし胃の働きを助ける効能があり、虫よけにも効果的で、古代から生活の中で様々な用途に使われてきたハーブです。世界で数百の多彩な品種があるといわれています。

花言葉には、爽やかな効能から連想されるたくさんの言葉が並んでいます。



スポンサーリンク

ミントの花言葉

ミント全般の花言葉

『美徳』
『貞淑』
『効能』
『爽快』
『元気回復』
『温かい心』
『温情』

西洋の花言葉

『virtue(美徳、効能、貞操)』(英)
『vertu(美徳)』(仏)
『virtud(美徳)』(西)
『wijsheid(知恵)』(蘭)
『jugend(青春)』(独)

ニホンハッカの花言葉

『迷いから覚める』
『もう一度友達になろう』

ニホンハッカ


ペパーミントの花言葉

『真心』
『誠実な愛』
『warmth of feeling(感じの温かさ)』(英)
『Verzeihe mir(私を許して)』(独)

スペアミントの花言葉

『温厚』
『思いやり』

『warmth of sentiment(感情の温かさ)』(英)

スペアミント


キャットミントの花言葉

『無邪気』
『自由な愛』

キャットミント


アップルミントの花言葉

『かけがえのない時間』

アップルミント


パイナップルミントの花言葉

『親切にもてなす』
『歓待』

パイナップルミント


花言葉の由来

爽やかな効能

『爽快』
『元気回復』
『迷いから覚める』
『もう一度友達になろう』
『jugend(青春)』(独)

これらは、爽やかな気分をもたらすハーブの効能から連想された花言葉です。

効能の意味するところ

「効能」を表す単語として、例えば英語では、

  • 薬の効き目・効果の意味の「efficacy」「potency」
  • 物理的な作用や影響を表す「effect」

などが使われることが多いのですが、ミントの花言葉に使われているのは

『virtue』(英)
『vertu』(仏)
『virtud』(西)

この単語は、物理的な効能というより、もっと観念的にいい影響を与えるものごとを示唆する言葉です。清涼感、爽快感で気分を上げるミントの効能を表すにはいい表現です。

日本語では一般的に

「徳」「美徳」「美点」「善」

などと訳されます。文脈によって、

「効能」「貞操」

と訳す場合もあります。

『美徳』
『貞淑』
『効能』

は、『virtue』の日本語訳バージョンです。

『wijsheid(知恵)』(蘭)

も、この『virtue』のニュアンスから発想された言葉と思われます。

爽やかさは心も癒す

『真心』
『誠実な愛』
『warmth of feeling(感じの温かさ)』(英)
『Verzeihe mir(私を許して)』(独)
『温厚』
『思いやり』
『warmth of sentiment(感情の温かさ)』(英)

ミントの爽やかさは、イライラしてささくれ立った心をリフレッシュさせてくれます。そんなミントの、“クールなのにホットな癒し系”というニュアンスが反映された花言葉です。

『かけがえのない時間』
『親切にもてなす』
『歓待』

古くからミントをハーブとして愛用してきた西洋では、相手をいたわる愛情や、誠実な気持ちを表す象徴のようにミントを扱ってきた歴史があります。ミントティーや、デザートにあしらわれたミントの葉には、おもてなしの心がこもっています。

鑑賞用のミント

『無邪気』
『自由な愛』

キャットミントは、ハーブより観賞用に飾られる、またはグラウンドカバーに植えられることが多い品種です。花色も、ハーブ品種は白花が多いですが、キャットミントは紫やピンク系の花が咲きます。

花言葉の由来ははっきりしていませんが、ちょっと自由奔放な印象があるのかもしれません。

ミントってどんな花?

ハーブミントの種類

豊富に種類があるミントですが、ハーブとして特に食用に利用されてきたのは、

  • ペパーミント系
  • スペアミント系

の2系統です。

古代から中世社会では、

「スペアミント」(学名:Mentha spicataとその変種)

の栽培種が多く使われていたようです。

ペパーミントは一品種の名称ではなく、スペアミントよりメントール成分が多く、香りや辛味が強い複数の品種群の俗称です。和名は「セイヨウハッカ(西洋薄荷)」ですが、日本の在来種の「ニホンハッカ(日本薄荷)」もペパーミント系に含まれます。

マルバハッカ

「アップルミント」の通称で呼ばれる

「マルバハッカ(丸葉薄荷)」
(学名:Mentha suaveolens ほか別名同種複数あり)

は、ハーブティにされたり、サラダの付け合わせにされたりすることの多いハーブです。ポプリや芳香剤に使われることも、園芸種として庭に植えられることも多く、最近人気のミントです。

フルーティーな香りが特徴で、変種として、

  • 「パイナップルミント」
  • 「グレープフルーツミント」

などもあります。パイナップルミントは、葉っぱの縁が白くなっているので、観葉植物的にグランドカバーなどにされることも多いです。

ミントの基本データ

分類: シソ科ハッカ属
学名: Mentha メンタ(属名)
和名: 薄荷(ハッカ)※ミント全般または日本薄荷
    西洋薄荷(セイヨウハッカ)※ペパーミント
    和蘭薄荷(オランダハッカ)※スペアミント
    日本薄荷(ニホンハッカ)※在来種のミント など
別名: 胡椒薄荷(コショウハッカ)※ペパーミント
    グリーンミント ※スペアミント など
英名: Mint ※ミント全般
    Pepper mint ※ペパーミント
    Spear mint ※スペアミント
    Japanese peppermint ※ニホンハッカ など
開花時期: 6~9月 夏の花
花色: 白、ピンク、紫、赤など
草丈: 20~100cm 常緑多年草
花持ち期間: 5~7日
原産地: ユーラシア大陸、北アフリカの温帯地域


スポンサーリンク

筆者情報

すずき大和

花に心があったら、自分の花言葉についてどう思うだろう?と、変なことが気になる変わった子供が、成長してライターやってます。花言葉の由来をヒモ解いていくと、花より人の心が見えてきます。花言葉を添えて花を贈るなんて、日本人にはハードル高い行為ですが、まあとりあえず、のんびりウンチクを楽しんでもらえれば幸いです。