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ベゴニアの花言葉/告白も贈答も何でもOK!花言葉のデパート

Written by すずき大和

ベゴニアは、花壇の植え込み向けとしては、パンジーやゼラニウムと並んで、最もポピュラーな花のひとつです。原種は、オーストラリアを除く世界中の熱帯・亜熱帯地域に自生し、交配種も合わせると10,000種を超える品種があるといわれています。

種類によって花期も様々で、店頭では寄せ植え用の鉢が一年中売っています。花色や形、大きさ、花の付き方の特徴も多種多様です。

花言葉も、品種がどんどん増える中で多様化していきました。中には相反する意味のような言葉もあります。

たくさんの花言葉を並べて見ると、切ないものからハッピーな状況、未来の願望まで、様々な恋愛シーンを連想させる言葉が揃っている感じです。



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ベゴニアの花言葉

ベゴニア全般の花言葉

『片思い』
『愛の告白』
『丁寧』
『不格好』
『奇形』

色別の花言葉

赤花の花言葉

『公平』

白花の花言葉

『親切』

朱色の花言葉

『幸せな日々』

種類別の花言葉

クリスマスベゴニア

『永遠の栄え』

エラチオールベゴニア

『高貴』

レックスベゴニア

『愛される喜び』

キダチベゴニア

『釣り合いが良い』

西洋(英語)の花言葉

『beware(注意する、用心する)』

ベゴニアってどんな花

大雑把に種類分け

多種多様なベゴニアはその生態から大きく3種に分けられます。

1,木立性ベゴニア

地下に球根や根茎を作らず、茎がまっすぐ上に立ち上がるタイプ。「キダチベゴニア」と特定品種のような呼び方で紹介されることもあります。大きさや花の付き方などは様々なタイプがあります。

2,根茎性ベゴニア

地を這うように根茎が成長するタイプ。花ではなく美しい葉を楽しむ観葉植物として好まれている品種が多いです。

3,球根性ベゴニア

地中に根を張らずに球根を作るタイプ。大輪で豪華な花を咲かせる品種が多いです。

人気のある品種

ポピュラーな品種グループで分けるとこんな感じです。

4,四季咲きベゴニア(センパフローレンスベゴニア)

木立性ベゴニアの「センパフローレンス(Begonia semperflorens)」という品種と、それの交配種のことです。名前の通り一年中咲きます。

気温差に強くて育てやすいので、日本で最も多く出回っているベゴニアです。一般にベゴニアというとこれを指す、と説明している情報もあります。

5,冬咲きベゴニア(クリスマスベゴニア)

球根性ベゴニアを交配して作られた品種です。花期は12~3月で、年末時季に咲き始めるため、「クリスマスベゴニア」とも呼ばれています。

6,レックスベゴニア

根茎性ベゴニアの「レックス(Begonia rex)」という原種を交配して作られたものです。葉っぱが特徴的で、様々な色や模様の葉の品種があります。

7,エラチオールベゴニア

「ソコトラナ(Begonia socotrana)」という品種といろいろな球根性ベゴニアを交配して作られたグループです。ドイツのオットー・リーガーさんが作ったものが有名なので、「リーガースベゴニア」と呼ばれることもあります。

花言葉の由来

いびつなハート型の葉

『不格好』
『奇形』

これらは、ベゴニア属は総じて左右非対称なハート型の葉を付けることに由来します。

ベゴニアの葉


『片思い』

は、半分に折っても重ならない葉が、

“2人の心が同じではない”

という意味に解釈されて生まれました。

愛のプレゼント

花色が豊富で咲く時期も長かったベゴニアは、中世以前から愛する人に気軽にプレゼントされる身近な花でした。多少いびつでも、ハートはやはり愛のイメージがありますから。

『愛の告白』
『幸せな日々』
『愛される喜び』

は、そんなところからついた花言葉です。

片思いとは印象が逆ですね。

花を贈られると、

『親切』
『丁寧』

に扱ってくれる恋人の心遣いを感じたのでしょうか。

大輪の豪華な花が咲くエラチオールベゴニアを贈られると

『高貴』

な気分になれたのかもしれません。

冬も楽しめる花

ベゴニアの原種は亜熱帯原産ですが気候変化に強く、ヨーロッパでも早春から晩秋まで咲きました。そして、品種改良や温室技術の進歩により冬も咲く品種が生まれると、

『永遠の栄え』

という花言葉がつきます。

四季咲きのキダチベゴニアの花言葉は、

『釣り合いが取れている』

になりました。

『公平』

の由来ははっきりしませんが、もしかしたらこの辺かもしれません。

『不格好』『奇形』の花言葉もあるので、ここでも反対の意味を併せ持っています。

由来がよくわからない警告

英語の花言葉も、愛する2人に水を差すような言葉です。

『注意する』
『用心する』

しかし、この由来の情報が見つかりません。

ハートがいびつなので、

“愛があるから大丈夫、って安心しちゃ危ない!”

との警告なのでしょうか?

贈り物に重宝な花言葉

注意喚起のような花言葉は、一方で『永遠の栄え』や『幸せな日々』とも合わさって、

「気を付けていってらっしゃい」
「先の幸せを祈ります」

という門出の祝福として相応しい、とすすめる人もいます。

『親切』
『丁寧』

にしてもらった人への感謝の気持ちを伝える花としてもいい、という意見もあります。

  • 『片思い』の『愛の告白』はもちろん
  • 『釣り合いが良い』『幸せな日々』を祈る結婚祝い
  • 『永遠の栄え』は長寿祈念

と、様々な祝福シーンに活用できるベゴニアは、何でも揃うさながら花言葉のデパートのようです。

ベゴニアの基本データ

分類: シュウカイドウ科シュウカイドウ属
学名: Begonia ベゴニア(属名)
英名: Begonia
開花時期: 周年
花色: 赤、ピンク、白、黄、オレンジ、青、紫など
草丈: 10~60cm 多年草
原産地: 世界の熱帯・亜熱帯地方


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筆者情報

すずき大和

花に心があったら、自分の花言葉についてどう思うだろう?と、変なことが気になる変わった子供が、成長してライターやってます。花言葉の由来をヒモ解いていくと、花より人の心が見えてきます。花言葉を添えて花を贈るなんて、日本人にはハードル高い行為ですが、まあとりあえず、のんびりウンチクを楽しんでもらえれば幸いです。