夏の花の花言葉

デルフィニウムの花言葉/結婚式の定番サムシングブルー

Written by すずき大和

西洋では、結婚式の慣習のひとつとして「サムシングフォー」という言い伝えがあります。

  • サムシングニュー:新しいもの
  • サムシングオールド:古いもの
  • サムシングブルー:青いもの
  • サムシングバロード:借りたもの

以上4つのものを新郎新婦が身に着けると幸せになれる、といわれています。

サムシングブルーとして、花嫁の持つブーケを青い花で作ることがよくあります。

まっすぐ伸びた茎の先に、花径4~6cmの洒落た形の花をたくさんつけるデルフィニウムは、見た目のゴージャス感や、青色のバリエーションの多さから、代表的なブルーブーケの花となってきました。



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デルフィニウムの花言葉

デルフィニウム全般の花言葉

『清明』
『寛大』
『あなたを慰める』
『慈愛』
『高貴』
『尊大』
『壮大』
『幸せを振りまく』
『傲慢』
『生意気』

ピンク色の花言葉

『自由』
『気まぐれ』
『移り気』
『浮気』

西洋(英語)の花言葉

『big-hearted(寛大)』
『love(愛)』
『affection(愛情)』
『lightness(明るさ)』
『pure heart(ピュアハート)』
『fun(楽しみ)』
『ardent attachment(激しい愛着)』
『sweet disposition(甘い性分)』
『desire for laughter(笑顔のための願い)』
『reaching success(成功に達する)』
『enjoying life(人生を楽しむ)』
『new chances(新たなチャンス)』
『celebration(お祝い)』
『protection(保護)』

デルフィニウムってどんな花?

愛と喜びのシンボル

デルフィニウムは、もともとは北半球の熱帯から温帯にかけての高山地に広く分布していました。世界に200~300種ほどの野生種があります。

華やかな見た目が好まれ、西洋では古くから観賞用に栽培され、1000種以上の園芸種が生み出されてきました。ピンクや赤紫、黄色など花色も豊富になりましたが、原種に近い青色系がもっとも多く出回っています。深い藍色から水色、青紫、マリンブルーなど、様々な青花がとり揃っています。

青色は西洋では縁起のいい色であり、デルフィニウムは昔から華やかな場面や祝いごとの定番でした。セレモニーやパーティーで親しまれてきたので、「愛」と「喜び」を象徴する花とされています。贈り物になることも多く、たくさんの花言葉を持っています。

また、キリスト教では、青色の花は、聖母マリアを象徴しています。縁起がいいとされるゆえんでもあります。

花言葉の由来

今回紹介する花言葉は、デルフィニウム全般の花言葉の中でも代表的なものをチョイスしました。英語でも日本語でも、検索するともっとたくさんの花言葉が見つかります。色別や具体的な品種名ごとにも細かく複数の花言葉があります。興味ある人は、ぜひもっと調べてみてください。

清らかで明るい喜び

『love(愛)』
『affection(愛情)』
『lightness(明るさ)』
『pure heart(ピュアハート)』
『fun(楽しみ)』
『清明』
『尊大』
『壮大』
『高貴』
『幸せを振りまく』

愛と喜びを象徴する花らしい言葉が並びます。

デルフィニウムは英語では

「Larkspur ラークスパー」

と呼ばれています。“ヒバリの蹴爪”という意味です。「距(きょ)」と呼ばれる花の後ろ側に飛び出るツノのような器官を持つ品種が多く、それを小鳥の後ろ爪に見立てて付けられました。明るく清らかなイメージは、大空を飛ぶヒバリのイメージでもあります。

花の後ろに伸びる曲がったツノのように見える突起が距です。

デルフィニウム距


実は、Larkspurは、デルフィニウム属の近隣種「チドリソウ属」の花の名称にもなっています。英語の花言葉は両方の種にかかります。

が、日本ではデルフィニウムとチドリソウは明確に分けているので、ヒバリの軽快快活な印象から生じた花言葉を、チドリソウの花言葉にあてています。時々、両者の花言葉が混在して紹介されていることもあります。

聖母マリアの慈愛

『big-hearted(寛大)』
『protection(保護)』
『寛大』
『あなたを慰める』
『慈愛』

これらは、聖母の深く広い慈愛の心を表現した花言葉です。

ゴージャスなインパクト

『ardent attachment(激しい愛着)』
『sweet disposition(甘い性分)』
『傲慢』
『生意気』

『自由』
『気まぐれ』
『移り気』
『浮気』

素朴な印象のチドリソウと比べ、ラグジュアリー感強いデルフィニウムのビジュアルは、特に日本人には、インパクトの強い自己主張と映るようで、そんな天真爛漫な押しの強さをイメージした花言葉も生まれています。

門出を祝う

『desire for laughter(笑顔のための願い)』
『reaching success(成功に達する)』
『enjoying life(人生を楽しむ)』
『new chances(新たなチャンス)』
『celebration(お祝い)』

結婚式を始め祝い事の定番の花には、人生の門出に贈るのに相応しい花言葉もたくさんあります。

日本では、青は哀しみのイメージがあるので、ブーケにする時はピンクや白花を使う人が多いです。華やかさの人気は年々高まっているので、今後優雅な演出に使われることが、もっともっと増えそうな気がします。

デルフィニウムの基本データ

分類: キンポウゲ科デルフィニウム属
学名: Delphinium デルフィニウム(属名)
和名: 大飛燕草(オオヒエンソウ)
英名: Larkspur,Delphinium
開花時期: 5~6月 初夏の花
花色: 青、紫、赤紫、白、ピンク
草丈: 50~120cm 常緑多年草
花持ち期間: 約1週間
原産地: ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、熱帯アフリカの山地


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筆者情報

すずき大和

花に心があったら、自分の花言葉についてどう思うだろう?と、変なことが気になる変わった子供が、成長してライターやってます。花言葉の由来をヒモ解いていくと、花より人の心が見えてきます。花言葉を添えて花を贈るなんて、日本人にはハードル高い行為ですが、まあとりあえず、のんびりウンチクを楽しんでもらえれば幸いです。